DAHON K3を買った

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自転車を買った。

といっても最近流行りの感じやつではなくて折りたたみ自転車だ。

きっかけ

きっかけは家族と行ったショッピングモールの自転車屋でたまたま見かけたCarryMeという折りたたみ自転車だ。

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https://pacific-cycles-japan.com/carryme/

こんなにコンパクトになる自転車が存在することを知らなかった。 その場で買って帰りたかったが98,780円(税込)もするのでさすがに躊躇った。 というのもこれまで自転車といえばドンキとかイオンとかで売ってる安いやつしか買ったことがないからだ。1万前後のやつだ。 そんな自分にとって10万近くもするのは高値に感じるし、そもそも10万円は大金だ。

さて、なぜ自転車が欲しくなったかというと、娘と自転車で出かけるためである。今の自分は自転車を持っておらずもっぱら歩きもしくは車だ。だが娘は自転車に乗って行きたいことも多い。そんなときに一緒に行けるように自転車を買おうかとも思ったが置き場所の問題があった。 そんな自分にとってこのCarryMeという製品のコンパクトさはたまらなく魅力的だったのだ。これなら乗らない時に自室の隅に立てて置ける、と。

というわけでその日からCarryMeを買うべくメルカリで物を売り始めた。 僕は仕事とか全く関係のないもので高額なものが欲しくなったときはそれを買う金を新たに作ってから買うという自分ルールを定めている。別にメルカリじゃなくてもスポットで業務委託とかもありなんだけど本業以外の仕事する時間的余裕はないのでもっぱらメルカリが多い。

そして順調に売れて1ヶ月ほどで目標額に達したのでいざCarryMeを買おうとしたら無情にも3月から値上げされていた。約3万も。 若干途方に暮れたがどうやら自転車屋によっては在庫品を旧価格で売ってることもあるっぽいことを知る。

いざ店に

Webで見たところ我が街横浜は山下町のGREEN CYCLE STATIONというショップに別注モデルが旧価格と同価格で売られているっぽいので見に行くことにした。

www.gcs-yokohama.com

こちらのお店はミニベロ、折りたたみ専門のショップとしてこの辺では有名だそうだ。ちなみに「ミニベロ」という単語自体知らなかった。 なお、意気込みとしては旧価格で売られてるCarryMeがあれば即買い、なければ悩むってスタンスだった。

そしてショップに行って一通り見たのだが、それ以上にこの店で売られていた「ブロンプトン」というメーカーの折りたたみ自転車がとても気になってしまった。

一度この店を後にし、カフェでコーヒーを飲みつつWebで情報収集して近隣の別の自転車屋に向かうことにした。向かった先は「LORO CYCLEWORKS YOKOHAMA」。馬車道にあるこの店も折りたたみ自転車専門店らしい。

www.loro.co.jp

この店にもCarryMeが置かれていた。しかもみんな旧価格だ。ただ、それよりも目立ったのが壁一面にあるブロンプトン。そう、ここでもブロンプトン

方針変更そして購入へ

ここにいたり、方針変更しCarryMe以外の自転車も検討することにした。

選ぶポイントは以下。

  • 折りたたみ時のコンパクト性(特に横幅と奥行き)
  • 重さ
  • 価格
  • 走行性

この辺の条件を店員さんに伝えてCarryMeも含めていくつか出してくれたのがこちら。

この時点でTyrellは1番走行性は高いものの、折りたたみ状態の大きさが少し大きく脱落。 代わりに急浮上したのがDAHONのDove Plusだ。これは二つ折りタイプなんだけど折りたたみ時のサイズがブロンプトンと同じくらいで圧倒的に軽い。ブロンプトンはタイヤが16インチでDove Plusは14インチなのでコンパクトさで言ったらブロンプトンなんだとは思う。だがブロンプトンは高い。22万円からと完全に予算オーバーだ。その分一生モノらしい。とはいえ高い。

一方でCarryMeはタイヤが8インチとこの中では1番小さい。そして重さは意外にもDAHONのほうが軽かったのだ。また、値段に関してもDAHONのほうが旧価格のCarryMeより安いということでぐぐーっと一気にDAHONが候補に。

だがしかし、自転車に疎い自分にはこのDAHONというメーカーは聞いたことがない。自転車で知ってるメーカーといえばブリヂストンくらいだ。そのあたりが少し不安だったがその場でググったり店員さんの説明を聞いて払拭された。

そして試乗する。この店では外を自由に試乗できる。

まず、CarryMe。予想通りというべきかなかなか乗り心地は悪かった。実は最初にこの自転車を見つけたときにも試乗したのだがその時は店舗内だったのであまりわからなかったのだが、地面の凹凸をかなりダイレクトに感じるし、ハンドルもかなりクイックな感じだ。あと坂道はきっと登れない。このタイヤの小ささなら仕方ないだろう。

続いてブロンプトン。うん、これは文句なしな感じ。

そしてDAHON。これもかなり良く感じた。ていうかCarryMeと比べるとどれも雲泥だ。 だがDAHONのDove Plusには変速がない。ここが悩ましい。

折りたたみはブロンプトンが圧倒的に楽。CarryMeは意外に手間だった。DAHONは4ステップくらい。だがこれはどちらも慣れの問題な気がする。

ただし、ブロンプトンはやはり自分には高すぎる。というわけでCarryMeかDAHON Dove Plusに絞られた。

そしてここで店員さんからある情報がもたらさられる。実はこの方、ブロンプトン3台にCarryMeも所有してるそうなんだがちょっとした振動で倒れてしまうそう。そして倒れるとハンドルの折りたたみ部に歪みが出て折りたためなくなるとのこと。そのため、普段は縦ではなく横にして保管してると。 それじゃ横幅重視の自分にとって意味ないじゃん!ということでDAHONに傾きつつあった。少し時間をもらって店のソファを借りていろいろと悩んでいたらほぼ同じサイズで変速つきのK3というモデルが存在することを知った。

www.dahon.jp

重さは1kgぐらい増え値段も1万くらい高くなるがそのくらいだ。旧価格のCarryMeと同じくらいの値段なので予算的にもバッチリだ。え、これ完璧じゃない⁉︎というわけで最終的にDAHON K3になった。

話が長くなった。

オプション

さてここからは新たに始まる自転車ライフのために購入した物たちを。

スタンド

K3には標準ではスタンドがついていない。きっとカタログスペックを少しでも軽くしたかったからかとうがった見方をしてしまう。 というわけでスタンドを購入。これは純正のやつ。

輪行袋

電車や屋内に持ち込む場合などのために購入。これも純正。

ライト

これは取り外しも簡単だしUSB充電だし。しかもケーブルとかは不要で本体を直接USBに突っ込めばいい。楽だ

グリップ

よく分からないけどみんな変更するってことなので購入。色々種類があって途方に暮れたが端っこがスッキリしてるこれを購入。

駐輪場に停めるには鍵が必要なので購入。これもなるだけコンパクトでそれなりの防犯性のあるものをってことでググって探した結果ABUSのやつに。それにしても自転車用の鍵って高いんだね。 そしてこれ思ってたより重い & どこに取り付けたら…?

バルブアダプター

自転車の空気入れのバルブに英式、米式、仏式なんていう種類があることを初めて知りました。 DAHON K3は仏式で家にある空気入れだとダメだったのでアダプターを購入

まとめ

といえわけで紆余曲折の結果DAHON K3を購入したので今よりもう少し行動範囲が広がりそう。 あと、ネットで見てるとカスタマイズも結構あるみたいなのでやるかやらないか。ちなみに自分はデフォルト厨です。

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