DAHON K3 のタイヤをビッグアップルに交換した

先月買ったDAHON K3ネタです。

今回はDAHON K3としてはド定番のカスタムです。標準タイヤからシュワルベのビッグアップル14インチに変更するというものですね。

やるかやらないか悩んでいたものの標準タイヤで1ヶ月ほど過ごしてみて10kmぐらい移動するとやっぱり辛いなってことで交換することにしました。

いわく、乗り心地は大幅に改善し、標準でも思ったより良く走るK3がさらによく走るようになるという噂。交換しない理由はないって話なのでこの話に乗っかることにしました。

タイヤ交換なんてやったことない上にネットで情報収集したところ、どうやら個体差でいろんなものに干渉する可能性、特にリアディレイラーに干渉すると調整が結構大変みたいな話なので購入した店舗にお願いしようかと思ってたんですが、せっかくなので一度自分でやってみようかなと。

で、ダメだったら店に泣きつこうということでやっていきます。

準備

というわけで自分でやるにあたって色々と購入する必要があるわけですが、このタイミングでタイヤ自体の入手が結構大変ということを知りました。どうやら人気で品薄だそうで。

困ったもののいろんなショップを探しまくってなんとかゲット。

売っているところでも定価以上になっていることが多い中、定価で購入できました。これ、手に入る時に予備を買っておいたほうがいいですよ。

続いてチューブです。タイヤに合わせてチューブ買う必要があるんですが、最初何も考えずにシュワルベのチューブを買ったんですね。そうしたらバルブ(空気入れるところ)が英式で、仏式のK3のホイールにつけようとするならバルブ穴の加工が必要ということでキャンセル。たまにセットで売ってるものあるのですが要注意です。自分が無知だっただけですが。

調べたところ標準チューブのままでも一応いけるみたいですがあまり良くないってことらしく、こちらのパナレーサーのチューブが鉄板てことで購入。

あとは作業用にタイヤレバーてのが必要ってことだったのでこちらも購入。初めて使ったので他と比べられないんですけど硬くて良かった気がします。

というわけで届いたものたち。

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あとは普通にタイヤ外したりするために六角レンチが必要になりますが今回はもともと持ってたやつでOKでした。ちなみにもともと持ってるのはこちら。大きいものから小さいものまで揃ってるので便利。

交換作業

まずタイヤを外していくのですが作業は自転車をひっくり返して行います。

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まずは前輪から外します。

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外すのは簡単で六角レンチでシャフトを外すだけです。

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こんなやつ。

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というわけで外せました。外すにあたってブレーキが干渉するので先にタイヤの空気を抜いてしまったほうがいいです。

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隣にビッグアップルを並べて比較してみます。この時点でビッグアップルの太さがわかります。
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大きさも同じ14インチでも一回り違います。てことはですね、スピードが増すことが期待できます。
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続いて後輪です。後輪はチェーンやらがあるので前輪よりは苦労しました。

まずは後輪は前輪と違ってブレーキを緩めました。

この左側のところを緩めるとブレーキのワイヤーが緩みます。

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そして外す。
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あとは前輪と同じように六角レンチでタイヤを止めているものを外します。

後輪は前輪と違って両サイドからそれぞれ締められていますのでパーツが2個になります。

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で、チェーンを外すのに四苦八苦したのですが、ここの部分を手でグイッと前に引っ張るとチェーンが緩むので比較的楽に外せました。

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外したチェーンは適当にリアディレイラーに引っ掛けておいたのですが正しい方法は知りません。

というわけで外れたのですが外した後輪の写真を撮るの忘れてました。

さて、ここからはメインのタイヤ交換です。まずはホイールからタイヤを外します。

こんな感じでタイヤレバーを引っ掛けます。

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スポーク1、2本をあけてもう一個タイヤレバーを差し込みます。そうしたら下の写真のようにテコの原理で手前にグイッと倒します。結構力がいるかもです。

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あとは残りの一本を差し込んでつつーっと一周回せば外れます。

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タイヤの片側がホイールから外れたら中にあるチューブを引っ張り出します。

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バルブに止められている固定リング?を外してホイールから外します。タイヤも外します。

こんな感じで外せました。

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次はビッグアップルをホイールにはめていきます。

まずは片側だけはめた状態にします。

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そして交換するチューブを用意します。固定リングとキャップは外します。

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ホイールのバルブ穴にバルブを通します。この時点で固定リングを止めてしまってもいいかも。

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あとはグイグイ入れていくだけです。

チューブを入れ終わったらタイヤの残りの側をはめるのですが、これが一番苦労しました。

かなり硬くてはめるのが一筋縄ではいかず、写真を撮るのも忘れてしばらく格闘してました。

最終的にはタイヤレバーを使って外す時の逆ではめたのが自分的にはベストの方法でした。

が、残念ながら写真撮り忘れ…。

もしここの部分の詳細知りたいって人がいたら気が向いたらもう一度バラして写真撮ってお見せします。

あと、実際にはトラブルが発生しまして。四苦八苦しているときにグイグイやりすぎたりしたからか交換したばかりのチューブに穴が空いてしまうという。

2本しか買ってなくて予備がなかったのでひとまずこの日は標準チューブでしのぐことに。

で、その場でAmazonで注文して翌日届いて無事にチューブ交換も完了。ありがとうAmazon

完成

というわけで無事に交換完了。問題なく折り畳めます。

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問題の干渉ですがとても幸運なことにブレーキはもちろんリアディレイラーの干渉もなし。これは有り難い。

インプレッション

といっても交換後にまだほとんど乗っておらず少し試した程度なので正直よくわかりません。

でも確かに地面の起伏が腕にビリビリ来てた感じはだいぶ軽減された気がします。これは期待大。

もう少し乗ってみての感想

続報です。

1時間ほど乗ってみました。結論からすると最高オブ最高です。

激しく地面の振動が伝わってた場所を走ってみたりしたのですがかなり緩和されてます。

タイヤが太くなったことで漕ぎ出しが重くなるって話も見かけてたのですがそれもあまり気にならず。

これは確かに変えない理由はないかも。ただし重量も少し増えるので輪行メインの人だとトレードオフかな。

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