2020年になって、勉強会などのライブ配信を家からすることが増えました。コロナのせいですね。
それにともなっていろんな環境を揃えたりアップデートを随時してきているのですが、最近よく聞かれることも増えたので参考までにここにまとめて晒しておきます。
でも、実際のところ素人なのでそんなに大したものは使ってないですね。とりあえずこのくらいの機材でやるとあんな感じというのを参考にしてもらえればと思います。
1.Mac/PC/タブレット
配信機材として使っているのはMacbook Pro 15 inch (2019 Mid)です。スペックとかはこんな感じです。 ディスクは512GBです。普段の仕事もこれでやっていて、配信もこれ1台でやっていてそのときのプレゼンテーションとかそういうのもこれです。
あとはPodcastの編集とか何もかもすべてをこの1台でやってます。ありがとうApple。
Mojaveなのは仕事の都合と使ってるとあるソフトの都合なんですがいい加減あきらめてアップデートしようかと思ってる。
なお、普段はクラムシェルモードで使っていてデスクの引き出しに格納されてます。そこからUSB-C一本でDockに繋がっていて、Dockからディスプレイ2枚とマイク、カメラなんかに繋がっています。あとはインターネットの有線もDockから。
使っているDockはこちら。サイズ感も小さく、Mac本体への給電も含めて1本で接続できるのでとてもいいですよ。これを使うまではMacにいくつもぶら下がっていたので持ち出しとかが面倒だった。
タブレットに関してはiPadを使っています。これは配信時のモニタリング用ですね。でも最近は使わなくなりつつあります。配信してるときにはなんか使いづらくって。
2.カメラ
この状況が始まった当初は普通にロジクールのWebカメラを使っていたのですが、YouTubeで公開されたアーカイブ動画などの自分の映像を見るとボワボワしていたため、ミラーレス一眼をWebカメラとして使っています。
あとは仕事で1番使うビデオ会議ツールがAmazon Chimeというものなんですが、これがバーチャル背景に対応していないこともあり背景をいい感じにぼかしたかったというのもあります。
使っているレンズはSEL35F18です。これ自体は小さくて軽くてボケるのでとてもいいですがちょっと画角が狭いので他のレンズを検討中です。
ソニー 単焦点レンズ E 35mm F1.8 OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL35F18
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: Camera
3. マイク
マイクは最近、BlueのYeti NanoというUSBマイクにしました。
これまではヘッドセットのマイクを使っていたのですが、Yetiの音がとてもいいという話を聞いて購入しました。
確かに音はとてもクリアです。指向性のコンデンサーマイクです。机の正面の壁に作った棚板に置いています。
ただし、環境音をそれなりに拾うためノイズキャンセリングは別途行っています。Krispというソフトウェアを利用しています。
このソフトウェアはとても優秀でして、後ろで音楽をそれなりの音量で流していても消してくれます。キーボードの打鍵音が問題になりがちですがこれもほぼ消してくれます。
4. ヘッドフォン、イヤフォン
現在、メインで使っているのはJabra Evolve 75です。
Jabra Evolve 75ステレオMS(リンク370を含む)
- メディア: Wireless Phone Accessory
いわゆるノイズキャンセリングヘッドホンなんですが、マイクにもノイズキャンセリングがあるってことで購入しました。が、購入時のいざこざもありあまりいい印象はないです。音もいいような悪いようなって感じです。個体の問題かサーという音がかすかにしていたり定期的になんか変な音がする…。
マイクに関しては優秀なほうですが、依然としてKrispを手放せないという状況には変わりないです。
最近、前述のとおりマイクをYeti Nanoにしたためこのヘッドホンのマイクを使わなくなりました。で、あればわざわざこういったヘッドセットではなくていいよねってことでSonyの最強ノイズキャンセリングヘッドホンであるWH-1000XM4を購入したのですがまだ届いてないです。
とはいえ、一方的に配信する場合は相手の音を聞く必要はない、かつマイクはYeti Nanoになったということでライブ配信の際はヘッドホンを使うことはなくなりました。
5. 配信環境
配信の機器構成としては先ほどのMacにDock経由でα6400をつないでいます。ただし、α6400はそのままでは直接繋げられないのでキャプチャボード代わりにATEM Miniを間に挟んでいます。
【国内正規品】Blackmagic Design ライブプロダクションスイッチャー ATEM Mini SWATEMMINI
- 発売日: 2019/11/19
- メディア: エレクトロニクス
α6400 → ATEM Mini → Dock → Macといった感じです。α6400とATEM Miniの間はHDMIでつないでいてATEM MiniからDockはUSB-Cです。
ATEM Miniは本来スイッチャーなんですが、配信とプレゼンを同じPCでやっていたりマイクもUSB接続のタイプということで実質キャプチャボードとして使っているだけになっています。
また、マイクは先ほどのYeti NanoをDock経由でMacにつないで利用しています。
このように接続した機器を使っての配信ですが、配信にはご多分に漏れずOBSを利用しています。
OBSの入力ソースとして映像キャプチャでBlackmagic Designを選ぶとミラーレス一眼の画像を取り込めるので、それをYouTube Liveに対して出力しています。
また、プレゼンテーション用のスライドや説明用の資料を写すときなどは画面キャプチャで2枚あるうちのディスプレイ1枚の出力内容をまるごと取り込んでいます。その上でカメラからの画像をかぶせたりしています。
以前はZoomを使ってYoutube Liveで配信をしていました。今も手軽にやるならこれが1番だと思っています。ではなぜ僕がZoomでの配信をやめたかというと画質と自由度です。そこを問わないのであればZoomを使ったYouTube Liveでの配信が圧倒的に楽です。
6. 編集環境
編集といってもライブ配信が基本でアーカイブの動画もほとんど編集はしていないです。編集するのはPodcastが主です。
Podcastの収録は複数名なのでZencastrというサービスを利用しています。
これで収録したものをWAV形式でダウンロードした上でAdobeのAuditionを使って編集しています。
動画についてはこれまでFilmoraを使っていたのですが、最近Adobe Premire Proに移りました。が、まだまだ使い方を学んでいるところです。
7. その他、素材など
まず、照明についてはリングライトを使っています。暗くてどよーんとしている、ノイズが乗っている画像よりはいいでしょっていう自己満です。
僕の使っているのはこの安いやつです。ポイントは大きめで高さを出せるやつでした。
最近、オープニングなんかに音を入れています。この音は高品質なロイヤリティフリーな音源がいっぱい揃っているArtlistで探しています。有償です。ちょっと高いです。
スライドなどで使う画像はこちらのサイトで商用利用が問題ないものを探して使っています。
まとめ
このような環境でひとまず配信しています。多分今後も適宜アップデートされていくと思うのでその際はまた。
最後に、よく質問をいただくことが多いのが自室の背景なんですが、これは自前で板壁にしています。詳細は別ブログにまとめています。