3/12(土)に特定非営利活動法人である日本Androidの会が主催するABC 2016 Springで講演の機会を頂いたので登壇してきました。
今回は「AndroidとIoT」というテーマでオファー頂いたのでいつもとは違った話をしてきました。
内容的には
- AmazonにおけるIoTの取り組み
- AndroidをIoTに活用する際の利用パターンの説明
- AWSのモバイルサービス紹介
- IoTにおけるデータ収集パターンの説明、使いどころの説明
- 各パターンにおけるキーとなるAWSのサービスを紹介
という感じの話を。
当日の資料はこちら。
なお、AmazonにおけるIoTって部分でAWSのSimple Beer Serviceっていうサービスを紹介。これはオフィスとかSan FranciscoやNew YorkにあるPopup Loft(主にスタートアップ向けの常設スペースで、コワーキングスペース的なものや自分と同じロールであるSolutions Architectが常駐してていつでも技術相談が可能、しかも無料)においてあるビールサーバでビールを注いだ量がリアルタイムでモニタリングできるっていうバカバカしいものなんだけど、これも立派なIoTってことで紹介しておいた。
ちなみに興味のある方はこちらのブログに概要とかアーキテクチャ(ソフトウェア面、ハードウェア面の両方)とかについて詳しく書いてあるので是非見てみるといい。
また、こちらのサイトでは実際のリアルタイム状況が誰でも見れるようになっている。
Simple Beer Service | Beer = Good, Streaming Beer = Better
これを書いている今もVirginia Officeのビール流量がそこそこあるので誰かしらがビールを飲んでいるんだと思われる(でも向こうって今は日曜日の午前なんじゃないかな?)。
ちなみにこれが実際に昨年夏にSanFranciscoのPopup Loftに行ったときに設置されていたものを写真に撮ってきたもの。
さて、そんな話はともかく今回のイベントでは100名くらいが参加してくれたのがとても嬉しかったかな。ぶっちゃけアウェイだと思っていたので。
あとは当たり前と言えば当たり前なんだが挙手によるアンケートを取ったところモバイルのデベロッパーの人が多くてそのあたりも良かった。
というのも普段、モバイル開発やアーキテクチャの話をすることが多いんだけどやはりAWSというイメージからか話を聞きに来る人がインフラエンジニアのほうが多いことも多々ある。だから何か問題かって言うとそんなことは全くなくて、それはそれでいいことなんだけどやはり自分の担当領域的にももっとソフトウェア開発者、主にWeb系・モバイル系の人に話を伝えたいってのがあるのですよ。なので今回こういう機会を頂けたのは非常に有りがたかったです。
ちなみに今後は登壇の機会を頂いた際にはもっとGeneralな話を増やしていこうかなって思ってて、それが今の自分的なテーマ。基本的にはソフトウェアアーキテクチャの話にはなると思うんだけど、それに(AWSに限らない)クラウド的なテーマを絡めていけたらな、と。もちろん聞きに来る人達がどういう話を期待しているかってのは考慮した上でにはなるけど。AWSのサービスに関して紹介する場でそんな話ばっかしても、「お前の話を聞きにきたんじゃねーよ、サービスについて知りたくて来たんだよ」ってなるので。
話はそれたけど、イベントの話に戻ると実は資料の作成に直前までかかっていて午前中の他の方のセッションも聞けなかったし、自分のセッションの後は同日に行われたJAWS DAYSでの出番があったのですぐに会場を出なければいけなくって全然セッションを聞いたりできなかったのがとても残念だし悔やまれる。自分で行くものってバイアスがかかった状態でアンテナに引っかかったイベントに行く形になるのでこういう場では自分の守備範囲外の話が聞けておもしろかったりするものなのだ。
なので講演者の資料のまとめとかあると嬉しいです(事務局の方ぜひお願いします)。
とにもかくにも登壇の機会を頂きありがとうございました。