いつもAmazonで見つけて気になった本とか、自分がよかった本、セールになってる本をちょこちょことTwitterとかで紹介してるんだけど、2022年9月30日(金) 00時00分 ~2022年10月13日(木) 23時59分の期間で開催されている『【最大50%OFF】Kindle本読書の秋キャンペーン』のコンピュータ・ITカテゴリの書籍が定番本が多かったのでまとめて紹介します。 ちなみにいずれも自分が過去に実際に買って読んだ本ばかりだけど、正直なところ昔読んだやつは細かい内容を覚えていないものもある。
キャンペーン自体は技術書以外もいっぱい対象になっています。むしろ自分は技術書以外のおすすめを教えてほしい。
定番になってる本はこういう機会にとりあえず買っておくと読みたくなったときに良い。それ以外にも自分は今すぐには必要ないけど近い将来役に立ちそうだなと思えるようなものはこういう機会にとりあえず買っておいて必要なときにストレージの底から引っ張り出してくるってこともままあります。
なお、独断と偏見によるものなので賛否あるとは思うけど気にしない。
価格については2022年10月5日21時43分時点のものです。
プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで
- 1485円
- 日本のプロダクトマネジメント論における第一人者ともいえる及川卓也さんを始めとするプロダクトマネジメント界隈における著名な筆者たちによる網羅的に解説された本
- プロダクトマネジメントで知っておくべきことが網羅的に開設されているのでプロダクトマネジメントとはなんぞやというのを掴むのに良かった
- 一方でこの内容を各社どこまで実践している・実践できているのかな?と思うところも
ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告
- 990円
- 界隈では非常に話題になった本
- 個人的には第三者が書いていることで、社会への影響が大きい問題でもあったのでジャーナリズム的にはいいのかもしれないけどなんとなく余計なお世話感もしてしまう
- とはいえ何が起きていたかを知れる一冊ではあるのでこういう機会に入手して読んでみるのもいい
- 自分は同僚が読んだって話を聞いて購入した
達人に学ぶDB設計 徹底指南書
- 1430円
- 久しぶりにRDBMSの論理設計について復習しようと思って購入した
- 2013年発刊と少し古いものの、RDBにおけるテーブル設計の原理原則については変わることあまりないので十分
- 網羅的にかかれているので一冊持っているといいと思う
やってはいけないデザイン
- 990円
- プロダクトのUXとかUIについて考えることが多いものの自分には致命的にセンスがないので少し勉強してみようと思って購入したもの
- この本自体は自分の主戦場であるWebとかモバイルとかそういうのをターゲットにしたものではない
- とりあえず余白大事ということがわかった
ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本
- 1760円
- 最近また盛り上がりを見せつつあるDDDに関する本
- 表題通り入門書として概観を掴むのにとてもいいと思った
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ
- 1375円
- 先に紹介した本と同じ著者によるもので大ロングセラー本といえるのではないか
- こちらはDB設計ではなくSQLの書き方、テクニックについて網羅的に書かれている
- こちらも発刊は古いが現代でも十分役に立つ
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
- 2860円
- ドメイン駆動設計に関する大定番の書籍
- DDDやるやらないに関わらずこの業界にいるならば一読して頭の片隅には入れておくといいと思う
暗号技術のすべて
- 1925円
- 暗号技術についてかなり詳細に書かれている
- その分、とてもハードボイルドな一冊に仕上がっているので挫折しそうになる
ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習
- 2090円
- これも同作者によるもの
- セキュリティを学ぶには攻撃手法について学ぶのが良い、そしてそれには実際に手を動かすのがいいってことで自由に攻撃の実験ができる環境を物理ではなく仮想環境で用意していきましょうという本
- 少し古い本なので使うツールについては今っぽくないものもあるけど
実践ドメイン駆動設計
- 2860円
- こちらもDDDに関する本
- 決して僕がDDDに傾倒しているってわけではないのだけれどソフトウェアエンジニアなら知っておいて損はないと思ってて、定番と呼ばれるものが安くなってるからご紹介
アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム
- 1309円
- 基本的なアルゴリズムについて図示しながら説明してくれている本
- データ構造、ソート、配列といったデータ操作に関する基本的なものからセキュリティとか暗号といったものまでをカバー
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 1265円
- アジャイルに関してストーリー仕立てで学べる
- 著者は一部の方にとても高い人気なんだけど、彼の選ぶワードは独特の熱さがあると思っててそれがいろんな人に響いてるんだろうな
- システム開発に直接的に関わる本ではないけど
チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで
- 1320円
- 一つ前の書籍と同じ著者によるもの
- 『チーム』にフォーカスした本なのでリーダーとかの人におすすめ
知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】
- 1320円
- これもロングセラー本ですね、その改訂版
詳解UNIXプログラミング 第3版
- 4565円
- これもメジャーな本ですがお高いのでこういうときに買っておくのがいいと思うというわけでご紹介
- この本は本当にすごい、これでもかってくらいUNIXについて書かれている
- その昔、読んだときは正直わからないことも多かったけどリファレンス的にでも持っておくのもいい
- この分厚い本が電子書籍になっていつでも持ち運べるようになって技術の進化素晴らしい
OAuth徹底入門 セキュアな認可システムを適用するための原則と実践
- 2310円
- OAuthに関して網羅的に書かれている本
- どちらかというと利用者側、つまりクライアント側の視点からだけではなく実装側についても解説されている
- 実装に関するサンプルコードも多数
- ただし読みやすくはないと思う
Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版
- 1485円
- 往年のベストセラー本
- AWSの本ではあるけどクラウドでシステム作る基本的な考え方は今でも有用だと思う
- クラウドサービスのコンポーネントの組み合わせをデザインパターンとしてまとめあげられてる
- 最新のマネージドサービスを使うことで解決してる問題もあるけどそれでも基本的な考えを知るにはいいと思う
エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン
- 3190円
- かのマーティンファウラー氏によるエンタープライズアプリケーションに関する開発パターンについて記された本
テスト駆動Python
- 1540円
- 内容的にはpytestを使ったテストの実装方法について網羅的に書かれているので復習にも良い
- これからpytest使ったテストをやっていきたいって人にもいいと思う
- pytestだけでなく関連ツールとの組み合わせについてもさらっと解説されている
- ただし、タイトルから誤解しがちだが『テスト駆動開発』については学べない
- 実は第二版が出ているようなんだけど、残念ながら安くなってるのはこの第一版のほう