昨日、2020年7月9日に表題のイベントを開催しました。こちらです。
参加者数とか配信環境とか
ありがたいことにイベント公開直後から多くの方にご登録いただいて最終的には1144人の方に登録していただき、結構な人数の方に視聴いただきました。
はい、というわけで本日はみなさんどうもありがとうございました。
— Keisuke Nishitani (@Keisuke69) 2020年7月9日
最終的に登録は1144人、最大同時視聴者数は694人、総再生回数は1293回でした。
途中お聞き苦しい点などあったかもしれませんがまずまずかな。
サーバーレスアンチパターン今昔物語 https://t.co/3DRLj23N0e #serverless_newworld
なお、マイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)というライブハウスのキャパが1Fスタンディングで1147人とのことなのでまあまあかな、と。
当初はこんなに集まると思ってなかったのでZoomでクローズドな感じでやろうと思ってたんですが、僕のプランの100人をあっという間に上回ってしまったためYouTube Liveでの配信となりました。
僕はライブ配信とか人生で初だったのでこの人数で失敗したらどうしよってのが一番心配でしたね。今までテストで2人でやったとかだけだったので。
昨今、各種イベントがオンラインで開催されるようになっていて皆さんOBSとか使って画面の作り込みをしているんですが省力をモットーとしているためそういったことはせずにZoomだけで配信しています。そもそも1人で喋って配信もするので凝ったことはできないというのがありました。
Zoomを使ったYouTube Liveの配信は簡単でいいですね。これは2000円/月のプランからできるようになります。安い!簡単に今からすぐ配信みたいなことも可能ですし、あらかじめスケジュールしての配信なんかも可能です。
一番言いたかったこと
今回はイベント概要にも記載したとおり過去にいろんな場で紹介してきたアンチパターンについて、プラットフォームの成長につれて今や解消されているというものがいくつかあるはずだからそれを紹介していきたいというものでした。一番大きなものはLambda+RDBMSの話だったりVPCの話だったわけで、これに関しては紹介できたと思います。
それ以外のアンチパターンについて見直してみたんですが、意外となかったんですね。ほとんどのアンチパターンはアーキテクチャ的な考え方やプラットフォーム特性に起因することもあって機能のエンハンスにより解消されるといったものではありませんでした。なので多くのアンチパターンは今も有効であるという結論になりました。
逆に当日いただいた質問の回答でも言いましたが新たなエンハンスメントによって生まれる新しいアンチパターンというのもいくつかあります。このあたりはなかなか難しいところだなと改めて思いました。
あとはイベントの最後にも言いましたが、最大のアンチパターンは全てをサーバーレスにすることにこだわることだと考えています。これが実は今回一番言いたかったことですね。
当日の様子
さて、今回はいつもと違ってふわっと軽い感じで省力的にお届けするってのが試みでして、特に資料を用意することなくお届けするという形でした。とはいえ、今回はもともとRDS ProxyがGAになったことをきっかけに過去の自分のブログの内容を否定するというものだったのでそれを画面に出しながら喋ったので一応体裁は保てたかと思っています。なので今後どうしようかなーというのがあります。
そのブログはこちらです。
配信中は皆さんがTwitterで結構ツイートしてくれたのでいい感じに盛り上がった感も出ました。これに関しては@beajouneymanさんがまとめてくれました。ありがとうございます。
あと、配信前からSlidoで質問を募集していたのですが、僕個人に対する質問も含めて結構集まりました。当日の配信中も質問をいただき、こちらもありがとうございます。QAについても@hiroga_ccさんが以下にまとめてくれています。ありがとうございます。
これらも含めて全体的なまとめをこれまた@beajouneymanさんがnoteに書いてくれています。ありがとうございます。
今後
今回そこそこ人数が集まったのとライブ配信も意外といけたのでこれに味をしめて秋くらいに別の切り口の勉強会もやってみたいと思いました。というわけで『俺のTech Festival 2020 Autumn(仮)』を開催しようと思います。すでに話を聞きたいいろんな人がいるのです。Vue.jsのあの人や、Reactのあの人、DBのあの人やソフトウェアアーキテクチャのあの人とか。なのでそんな人たちを集めたごった煮な勉強会やろうと思います。こちらはもう少し煮詰めてから公開します。
それとは別に『サーバーレスアンチパターン今昔物語』の第2回を7月20日の週に開催しようと思います。こちらも近々公開しますのでもう少しお待ちください。フォーマットは同じです。内容は今回も質問があったProvisioned Concurrencyとともに同時実行数まわりの話をすることを考えてます。
公開しました。
serverless-newworld.connpass.com
はい、というわけでこれからもどうぞよろしく。