Remote ContainersのNode.js環境でGitの補完を設定する

小ネタ。

知ってる人も多いと思いますが、GitにはGitのコマンドやブランチ名のタブ補完ができるような設定が同梱されてます。

それを自分が使ってるMacとかの開発マシンに設定するだけですぐに使えるようになって便利なので設定していきます。

ただ、MacやWinとかでの設定はネットでちょっと検索すればいっぱい出てくるのですが、自分が開発に普段使うのはもちろんVS Code + Remote Containersです(ちょっと前にソフトウェアデザイン誌に寄稿もしました → アマゾンのリンク

つまり普段開発環境として実際に使っているのはNode.jsなりのランタイムがインストールされているコンテナなんですね。そして自分はNode.jsのオフィシャルイメージを使ってるのですがこのベースイメージはdebianです。Alpineもあるけどいろいろ問題起きがちなので使ってません。

というわけでdebianでGitのタブ補完の設定をします。Macとかとは少し違うので。でも簡単です。

echo "source /usr/share/bash-completion/completions/git" >> ~/.bashrc

とシェル上で実行するだけです。次回ログインのタイミングから反映されています。ログイン中のセッションでも有効にするにはsource /usr/share/bash-completion/completions/gitと実行してください。

これだけ。実はMacとかより簡単。

自分の場合は先述の通りRemote Containerなのでこんな感じのDockerfileを用意してあります。これはNode.jsの場合。

FROM node:16.3.0 AS dev
RUN apt update && apt install vim default-jdk -y && apt clean
RUN echo "source /usr/share/bash-completion/completions/git" >> ~/.bashrc

以上

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