【レビュー】Plaude Note Proを2ヶ月使ってみた。オンライン中心でも専用録音デバイスに価値はあるのか

本記事はPlaudジャパンより製品の提供を受けて執筆しています。

はじめに

Plaudジャパンさんから「Plaud Note Pro」という録音デバイスを提供いただいた。約2ヶ月ほど使ってみたのでレビューを書く。

Plaud Note Pro

価格は30,800円(税込)。まあ安いかというと安くはない、と思う。

この製品自体は以前から認識はしていたものの、正直に言うと「自分に必要か?」とも思っていたのだ。というのも僕の仕事はオンライン会議がほとんどで、Google Meetを使えばミーティングメモは自動で生成される。録音デバイスの出番あるのか?と。

そんな中でご提供いただく機会を得たので早速試してみた。リアルで会ってる人たちはこれで録音してたのを何回か見てるはずだ。

さて、結論から言うと、オンライン会議以外のところで思った以上に活躍した。

ハードウェアの質感

まず本体がとにかく薄い。そしてスタイリッシュ。机の上に置いても存在感が出すぎないのが良い。付属の革ケースの質感も高い。というわけで満足感は高い。

当初持ち歩きが面倒かなーと思ってたのだが、iPhoneのMagSafe対応でiPhoneの背面にペタッと装着できた。これは良い。移動時にもサッと持ち出せるのでストレスが少ない。

一方で充電が専用端子なのはちょっと惜しい。USB-Cではない。薄さとのトレードオフなのは理解できる。なんなら本体の厚みとUSB-C端子の厚みが同じくらいか、なんならUSB-Cの方が厚みがあるくらいだ。とはいえ、汎用ケーブルで充電できないのは地味に不便ではある。ただし、バッテリーの持ちが思ったより良いので頻繁に充電するわけではなく、実運用ではそこまで気にならなかった。

使いどころ

前述の通り仕事ではGoogle Meetを使ったオンラインミーティングが中心なので、最初のうちは正直あまり出番がなかった。

ただ、使っていくうちに対面でのちょっとした打ち合わせや雑談を記録するのにめちゃくちゃいいことに気づいた。これまでそう言ったものは手元のiPhoneやPCでメモを取るか記憶の彼方に消えていくかだったのが記録できるのだ。机の上に置いておくだけで会話をクリアに拾ってくれる。スマホで録音すると通知音やら触った時の音とかが入りがちだけど、専用デバイスだとそれがない。この「置きっぱなしで使える」のは専用機ならではだと思う。

ちなみにレストランみたいな環境音が結構ある場所でも数回試してみたが、こちらの卓の会話を中心にちゃんと拾ってくれていて、要約もこちらの会話にフォーカスされていた。これは結構すごい。

あと、意外と良かったのがブログ執筆での活用だ。普段から考えをだらだら喋ってiPhoneのボイスメモで録音→文字起こし→生成AIで整えるという流れでブログの下書きを作ることがあるのだが、Plaud Note Proだと「録音→要約→整形」がワンタッチで進む。ボイスメモからファイルを移動してコピペして…みたいな手間がなくなるのが地味に嬉しい。

AI要約とテンプレート

録音からAI要約までの処理はスムーズ。本体で録音を終了してアプリを開くと自動的にスマホにインストールしたアプリへと転送される。その後、要約を生成するんだがこの辺りはのんびり待っておけば自動でやってくれるのかもしれない。自分はせっかちなのでその場ですぐ手動でやってたが。

会議の要約精度は期待以上だった。まあ生成AIで議事録の要約やったことがある人であれば、適当に放り込んでもそれなりにやってくれることはご存知だと思うがそれよりもまとまり方が少し良い気がした。議事の骨子を素早く掴めるので、これをベースにさらに生成AIで二次加工するという使い方もしている。「まとまりの良い一次要約」を短時間で出してくれる、と言った感じか。

あと最近のアップデートで図解という機能も加わった。これは要約から構造的な画像やインフォグラフィックを自動的に生成してくれる機能。実際に生成されたものがこちら。この時は生成AIのガイドライン的なものをどうするか考えをまとめるために自分の考えとかをダラダラと話したものを録音したもの。

正直スマホで見るには少し小さいけど結構よくまとまってていいかも。

テンプレートは用途別に複数ありとても豊富。会議・トーク・メモと言ったものだけでなく、医療・販売・教育・建設などといったドメイン別のものも複数存在している。出力フォーマットを選べるのは便利で、自分でプロンプトを書かなくても録音内容をとアウトプットを考慮してフォーマットが選べるのは便利。試してないが自分で作って公開することもできるみたいだ。

一方でテンプレートの数が多すぎてどれがベストなのか迷うことも多い。とりあえず自動でやっておくのもいいし、実際そうしてるんだがしっくり来ない時もある。そうした時にテンプレート選んで再度まとめてもらったりするのだがもちろん時間かかるので。まあでも完全なやり直しではなく、同じ録音に対して複数の出力を追加できるのは地味にいい仕様だ。

もちろん、録音した音声そのものも、それを文字起こししただけの言わば元情報もエクスポートしたり共有できる。

まとめ

Plaud Note Proは専用録音デバイスとしての完成度は高いと思う。薄くてスタイリッシュで、革ケースもMagSafe対応も所有欲を満たしてくれると言える。充電が専用端子なのは惜しいがバッテリーの持ちが良いので実際にはあまり困らない。

オンライン会議中心の環境だと出番が少なく感じるかもしれないが、対面のちょっとした打ち合わせ、ブログや考えの音声メモ、といった場面では確実に活躍している。一度体験すると戻れなくなる感覚はある。

ちなみにこの記事の下書きもPlaud Note Proで録音した音声メモをもとに作っている。具体的には音声でこの2ヶ月使ってのインプレッションなどを思いつくまま録音。それをPlaud Note Pro側でまずはブログ向けテンプレートで記事生成。それを僕の文体や構成を学習したClaudeでリライト。最後に細かいところを自らの手直ししたり、言及不足だったところを追加したりしている。

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