「AWS Lambda 10周年記念生誕祭」というイベントを開催しました

もう一週間ほど前になりますが「AWS Lambda 10周年記念生誕祭」というイベントを2024年11月13日に開催しました。知らない人のために一応お伝えするとAWS LambdaというAWSのサービスがありまして、このサービスがちょうど10年前の2014年11月13日に発表されたことからAWS Lambdaに縁のある人たちを集めてワイワイやるっていうイベントです。

serverless-newworld.connpass.com

会場はFindyさんの大崎オフィスでした。人数は約100人ほどでオンラインはなくオフラインのみです。半年くらい前に募集開始してあっという間に埋まり、当日を迎えました。久しぶりにお会いする懐かしい方、お世話になった方、一方で馴染みはなかったもののイベント趣旨に賛同して来てくれた方など多くの人に集まっていただけました。なお、残念ながらキャンセルされた方もいらっしゃって、その方々への返金処理が間に合っておりませんが順次対応しますのでお待ちいただけると幸いです。

さて、当日のトークは技術的な話というよりエモいトークばかりだったのが特徴的でした。

僕も10分だけトークをさせていただきました。なんとなく、昔のように画像を多用するスタイルでやりました。画像ばかりなのと思い出話に近いのでスライドを公開する価値はないかなと思ったので画像とともに当日喋ったことを思い出す限りで記します。

ではここからになります。

みなさんこんにちは、株式会社DELTAでCOOをしている西谷と言います

お前誰?という方も多いと思いますが本日の主催です。 初めましての方も多いかなということで簡単にお伝えしますと元々AWSにいて、AWS Lambdaというものに感銘を受け、色々と活動していた者です。その後、担当だけでなくAWSからも離れたことに加えてプロダクト自体が大きく成長したこともあって最近エンジニアになった方や20代くらいの方とかだとあまり僕のことを知ってる人はあまりいないかなと思います。

10年前にAWS Lambdaは発表されたわけですが、もちろんその前から開発は進んでいました。AmazonにはPR/FAQという文化がありまして、AWS Lambdaにも当然あるのですが確か最初はS3 Scriptingという名前でした。その名前のまま世に出ていたらおそらく今みたいな発展はなかったと思います。

僕が積極的に対外的な露出を図るようになったのもこの頃からです。AWSに入社した直後に発表され、自分自身が感銘を受けたAWS Lambdaというものを広めて、うまく使ってもらうためでした。AWS Lambdaって特に当初はその価格感から正直なところあまり売上が立つサービスではなかったので社内での予算もなかったのと、ビジネスサイドの人たちからはまだまだ協力を得にくい状況だったので自分自身を広告塔にするっていう施策をとりました。

元々はそういうきっかけで始めたいろんな行動が色んな縁を産み、今となってはその縁に助けられることも多いです。実際、人の縁というのは仕事をしていく上でもとても重要です。僕が今DELTAという会社にいるのも元をただせばその頃の活動によって紡がれた縁によるものだと思っています。

昨今では特定のプロダクトそのものが熱を帯びるということも少なくなったと感じています。最近だと生成AIがそれに近いと思っていますが、生成AIの場合は登場した当初の頃からいろいろと選択肢が多いというのが昔とは何か違う感じがしています。良い悪いではないです。多様性という時代を象徴してるのかも知れません。

皆さんもエンジニアとして何かBETするものが見つかって活動していけると色んな縁が生まれてその後の人生を少しだけでも豊かにしてくれるかも知れませんし、特に変わらないかもしれません。 ですが、僕はそういう意味でAWS Lambdaというサービスに出会えて、色々と社内外で貢献できる環境にいれたことには感謝しています。

さて、最後に今日のイベントなんですが元々AWS Lambdaが10周年ということで昨年から何かやれれば、やりたいなとは思っていました。ですが実際に動き出すきっかけを作ってくれたのはAWSの下川さんです。下川さんは2代目のServerless Specialist SA。ありがとうございます。

この写真は何で撮った写真なのか忘れましたが、

西谷: 何でしたっけ?(と会場の下川さんに)
下川さん: チームのプロモーション写真です
西谷: チームのプロモーションってどういう意味かさっぱりわからないですねw

バナーを作ってくれたのは株式会社メタップスホールディングスの小林さんです。ソーシャルで募集したら手を挙げてくれて。「クラブイベントのフライヤーのような感じで」、とか「やはり誕生日パーティーぽさを出したい」とか雑なオーダーだったにも関わらず、「オレンジ色を使いつつがいいですか?」といった提案もいただけたりしてすぐにいくつかの候補を出してくれました。最高のバナーが出来上がりました。ありがとうございます。

また、半年前から会場をお借りすることを快諾していただいたファインディさん、特に山田さんありがとうございます。ファインディさんは社長も山田さんでもちろん感謝しているのですが、今回の山田さんはFindy toolsのプロダクトマネージャーのほうの山田さんです。改めてありがとうございます。

次に、運営のお手伝いということで手を挙げてくれたAWS淡路さん、ジョーマツさん、テックボウルの大木さん、そして画像が間に合わなかったのですが野口さん、ギリギリまで決まらないスタイルでやっているのでいろいろと振り回してしまったかと思いますがありがとうございます。

そして最後に吉田真吾さん。彼がいなければ、彼の作ったコミュニティがなければ日本におけるサーバーレスに関するムーブメントは立ち上がらなかったと思っています。それもあって今回のこの誕生日会を企画した当初からメインのスピーカーは彼しかいないと考えていました。

というわけで吉田真吾さんのキーノートにお渡ししたいと思います。ありがとうございました。

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