ただの日記です。
僕は普段、基本的に全ての書籍・漫画は電子書籍で読んでいる。 実際にはKindleがほとんどだ。オライリーやManningの本のようにAmazon上で電子書籍が買えないものも電子版をKindleに入れて持ち歩いている。
このKindleの電子書籍を読むためのデバイスとしてしばらくはFireを使っていた。
AmazonのタブレットであるFireはタブレットとしては正直微妙なのだけど安いという大きなメリットがあった。でも当時のFireはとてももっさりしていて遅かった。何世代か買ったけど基本的には遅かった。娘もキッズモデルを持ってたけど遅くてよくイライラしてた。
余談だが、娘も妻も遅くて反応がない場合等思ったように動かない時に「バグった」という表現を使う。でもソフトウェアエンジニアの端くれである僕からするとこの発言は看過できない。機能としては正しく動いてるが仕様がおかしい場合等にもこの言葉を使うのだ。なので必ず「簡単にバグという言葉を使うな。バグというのはな…」みたいな話をするのだけど完全に「めんどくせ…」ってなっている。
話を戻す。Fireの遅さに不満を持ちつつもiPad高いしなーと思ってたのだが、当時ふるさと納税でiPadを入手することができることを知り、そこでiPadを入手した。10インチくらいのやつ。 iPadにした理由は当初はApple Pencilによる手書きでノートやアーキテクチャ図書いたりすることを目論んでだった。それもあって10インチだった。
だが、それも結局はほとんど行わずKindleアプリで本を読むだけの端末になっていた。あと飛行機とかで動画見る用。ただFireと比べて動作は軽快だった。 一方で10インチくらいだったので電子書籍読む用としてはデカくて重い。それに不満を覚えつつも3年ほど使っていた。
そして、昨年の11月末のブラックフライデーのセールでKindle Paperwhiteを購入した。
決め手は以下だ。
- 安い
- 防水
- コンパクトで軽量
- 電池持ちがとても良い
特に防水には期待していた。というのも僕は普段本を読むのは風呂と電車が多いからだ。iPad時代は防水のケースに入れて風呂に持ち込んでいたが正直面倒だった。 Kindle Paperwhiteにするにあたって悩んだのは画面が白黒になることだった。でも雑誌以外は特に問題ないかと思ったのだ。
というわけでKindle Paperwhiteライフが始まったのだがとてつもなくもっさりしていること以外は快適だった。 やはり防水でそのまま持ち込めるのはいいし、軽量かつコンパクトなこともいい。あと電池が圧倒的に持つことも良かった。電子ペーパーも目に優しくて思った以上に良い。
なお、このもっさり感についてはこれでも旧モデルと比べてだいぶ改善されてるとのことなのでそれはそれで驚く。Fireの比ではない。
さて、そんなKindle Paperwhiteライフを送り始めて1か月ほど経った時だ。本を読もうと思ったら全然動かない。この待機画面?のままでうんともすんとも言わなくなってしまった。
電源長押しの再起動はもちろんPCに繋いで認識するかとかも試したが全部ダメ。というわけでカスタマーセンターに連絡したらサクッと交換になった。連絡した翌々日くらいには新しい端末が届いた。 Amazonのこの潔さはいい。
そして使うこと2か月、またも同様の状況になってしまった。 その日の昼にはカフェでコーヒーを飲みながら優雅に本を読んでいたのに帰ってきたらうんともすんとも言わなくなっていた。
ただ、前回とは少し症状が違って定期的に画面が明滅してる状態だった。もちろん電源長押しでの再起動、PC接続もダメ。またAmazonのカスタマーセンターに電話した。
細かい会話の内容は覚えていないが要点はこんな感じだ。
- 前回と同様の状況と思われる
- 同様の事象が多数のお客様から報告されていて解決のために問題調査をしている
- 端末を交換してもまたほどなく同様の状況になることが予想される
- 問題が解決するまで待ってほしい。解決したらメールで連絡する
まさかそんなことに。ダメ元でどのくらい解決にかかりそうかと聞いてみたところわからないと。まあそりゃそうだろう。
でもあてもなく直るのを待つのも困る。本が読めない。iPhoneで読むことも考えたが画面も小さいしそれは嫌だ。
PaperwhiteがダメならOasisはどうなのかと思って聞いてみた。そっちに買い替えるのもありだと思ったからだ。 でも結果的にはOasisでも同様の問題が発生しているとのことだった。
そこでダメ元で返品対応ができないか聞いてみた。通常30日以内じゃないとダメなんだが今回は2回も発生しているので申し訳ない。内部で確認して連絡するとなった。
ちなみにしばらく明滅状態が続いて最終的にはこうなってる。これは最終的に電池が切れたということかな。
ほどなく今回の場合は返品対応を受け付けると連絡が来た。これはとてもありがたい。 Amazonのこういう潔さはよい(2回目)
とはいえ、じゃあ代わりの電子書籍を読むための端末をどうしようかという問題は残る。 そこで今回は昨年秋にニューモデルが出たiPad miniを買うことにした。今回は前回と違ってサイズ感重視でminiにした。 防水と軽量さ、電池持ちについては諦めるしかない。 それにしても高い。電子書籍を読むためだけに6万近いのは痛い出費だ。
早速購入しようとAppleのサイトを見ると到着が4月になるとなってる。ちょっとググったところ店頭在庫も切れ気味とのこと。これは困った。
でもAmazonを見たら各色共に在庫がある模様。もう夜だったんだけど翌日には届くとのこと。というわけで購入した。
そして無事に到着してセットアップ。
Kindleと動画見る用なのでとてもシンプルになった。だがやはりKindle Paperwhiteと比べると重い。そして防水…
防水に関しては諦めるしかないのでしばらくはジップロックに入れて簡易的な運用をすることにしよう。
それにしてもKindle Paperwhite がこんなことになったのは残念だ。