「フラクショナルCTO」という言葉に感じた違和感。技術顧問との境界線について

最近、LinkedInプロフィールの英語版を整えていて、その中で「Fractional CTO」という単語に出会った。スピーチリンク株式会社での自分の関わり方を英語で表現するときに出てきた言葉で、僕はこの単語を知らなかったのですぐにググって、「へー、なるほど。…

AI使った並列開発で頻発するコンフリクトを自動解消する仕組みを作った

CI/CDシリーズの4本目。1本目はデプロイパイプラインの土台、2本目はPRごとのプレビュー環境、前回はDB操作のワークフロー化について書いた。今回はAIエージェント(Devin、Claude)による並列開発で発生するコンフリクトの自動解消について。 背景: AIエー…

GitHub ActionsとECS Run TaskでDB操作を自動化する

CI/CDシリーズ: 1本目: Next.js + NestJSのモノレポでGitHub Actionsのデプロイパイプラインを構築した 2本目: Pull Requestごとにバックエンドも含めたプレビュー環境を自動構築する仕組みを作った 3本目: GitHub ActionsとECS Run TaskでDB操作を自動化す…

はてなブログ用のMCPサーバーを作った。更新にも対応

最近、はてなブログ用のMCPサーバーを作った。hatena-blog-mcp という名前で、更新系のAPIまで対応している。リポジトリは Keisuke69/hatena-blog-mcp に置いてある。経緯と使い方を軽くまとめておく。 github.com なぜ作ったか このブログ、何気に200記事を…

Gemini Live APIを本番で使うときの構成を考えた|AI Studio PreviewとVertex AIで悩んだ話

僕はSpeech Linkというプロダクトの開発に携わっているのだが、このプロダクトでは音声会話の機能がある。この機能には生成AIを使っているのだが、ここにGoogle GeminiのLive APIを使うかどうかをずっと悩んでいた。レイテンシも体験価値も魅力的なんだけど…

Next.js + Vercelのエラー監視ツールを今さら比較・検討|結局Sentryで落ち着いた話

本リリースも近いということでフロントエンドにエラー監視をちゃんと入れようと思い立った。これまでもSentryは別のプロジェクトで一応使ってきていて、使いこなしているとまでは言えないが、普通に回してはいる。なので今回もSentryでいいかな、とは思って…

はてなブログで個別記事をnoindex化するなら、記事本文じゃなくてブログ詳細設定に書こう

はじめに ぶっちゃけ、僕は自分のこのブログのSEOとかPVには、これまでほとんど興味がなかったんですよね。個人のブログだし、書きたいときに書きたいことを書いて、読みたい人が読めばいいやくらいのスタンス。一応Google AnalyticsとかGoogle Search Conso…

Claudeのカスタムコネクタで使えないBearer認証のMCPサーバーのためにOAuthプロキシを作って、モバイルからも使えるようにした

Twilog MCPというリモートMCPサーバーがある。自分の過去ツイートを検索したりできるやつで、Togetterが提供している。これをClaudeで使いたかったんだが上手く行かなかった。 TwilogのMCPを久しぶりに使おうと思ったらMCPサーバーに接続できないって言われ…

Pull Requestごとにバックエンドも含めたプレビュー環境を自動構築する仕組みを作った

CI/CDシリーズ: 1本目: Next.js + NestJSのモノレポでGitHub Actionsのデプロイパイプラインを構築した 2本目: Pull Requestごとにバックエンドも含めたプレビュー環境を自動構築する仕組みを作った(この記事) 3本目: GitHub ActionsとECS Run TaskでDB操…

Next.js + NestJSのモノレポでGitHub Actionsのデプロイパイプラインを構築した

CI/CDシリーズ: 1本目: Next.js + NestJSのモノレポでGitHub Actionsのデプロイパイプラインを構築した(この記事) 2本目: Pull Requestごとにバックエンドも含めたプレビュー環境を自動構築する仕組みを作った 3本目: GitHub ActionsとECS Run TaskでDB操…

【レビュー】Plaude Note Proを2ヶ月使ってみた。オンライン中心でも専用録音デバイスに価値はあるのか

本記事はPlaudジャパンより製品の提供を受けて執筆しています。 はじめに Plaudジャパンさんから「Plaud Note Pro」という録音デバイスを提供いただいた。約2ヶ月ほど使ってみたのでレビューを書く。 Plaud Note Pro 価格は30,800円(税込)。まあ安いかとい…

昨今のSupply Chain Attackから守るためにTakumi Guardを入れてみた

背景 つい先日、LiteLLMに続き、axiosがやられて大騒ぎになった(なっている)のは記憶に新しい。 おいおい、axiosもか!axiosはやばいでしょ使われてるところめっちゃあるはず! https://t.co/eJMuLbxuPl— Keisuke Nishitani (@Keisuke69) 2026年3月31日 ax…

『NewSQL徹底入門 分散DBのアーキテクチャからユースケースまで』を読んだ

タイトルの通りです。長いので以降は『SQL徹底入門』だけと表記します。Xでも投稿したのですがこの本を読んだので改めて感想文です。 NewSQL徹底入門 分散DBのアーキテクチャからユースケースまで (KS情報科学専門書)作者:ミック,小林隆浩講談社Am…

『ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略』を読んだ

ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略 (KS科学一般書)作者:赤川朗講談社Amazon Xでも投稿したがこちらにも。 著者の赤川さんは株式会社groovesの提供するエンジニア転職サイトであるForkwellの方なので、そのこれまでの…

Tailwind CSSの騒動から考える、生成AIがOSSビジネスを壊す瞬間

Tailwind CSSの騒動 Tailwindのビジネスモデル 問題の本質は収益化の導線が死んだこと これはTailwind固有の話なのか? /llms.txt が突きつけるジレンマ OSSを使う側として じゃあどうするのか Tailwindの騒動は、前兆に過ぎないかもしれない Tailwind CSSの…

エンジニアが『ビジネスを意識する』とは何か - 顧客視点だけではビジネスにならない

はじめに 「顧客視点は“必要条件”であって“十分条件”ではない」 よくビジネスサイドから「エンジニアもビジネスを意識しろ」なんて言われることがあるだろう。エンジニアの間でも「ビジネスがわかるエンジニアにならなきゃ」という会話はよく耳にする。Xなん…

大生成AI時代に人間が「書く」という行為に意味はあるのか?

最近、自分の関わってるプロジェクトではCursor、Devin、Claude CodeといったAIエージェントにコーディングさせて、そのAIエージェントが作成したPull Requestを別のAIエージェント(CodeRabbit)がレビューし、その指摘内容に対してもまたAIエージェントが…

2025年に買ってよかったもの10選 + イマイチだったもの

毎年恒例のやつです。広告を含みます。 はじめに 良かったもの 14インチ MacBook Pro M4 Max Anker Soundcore Sleep A30 ケルヒャー(Karcher) コードレス高圧洗浄機 OC Handy PlayStation Portal リモートプレーヤー ゴリラのひとつかみ ふくらはぎケア XGIM…

吉祥寺.pmへの憧憬

本記事は吉祥寺.pmについての25個の小さな話、またはMagnolia.Kの雑記 Advent Calendar 2025の24日目です。 adventar.org 吉祥寺.pmである。 いつ知ったか正確には記憶していないがある時から急に僕のタイムラインに出るようになってきた。 正直どんなコミュ…

Claude Code in Slackをスマホで使ったレビュー|セットアップとできないこと

ちょっと前にClaude CodeとSlackがインテグレーションされて、Slackから直接Claude Codeを呼び出せるようになったというニュースを見た。 実は僕はずっとこれを待ち望んでいた。 Devinでの体験 というのも、以前はDevinを使っていて、僕的にはDevinに対する…

キャンプとエンジニアの交差点で起きた奇跡のコミュニティ

本記事はキャンプ x エンジニア Advent Calendar 2025の12日目です。 adventar.org キャンプ好きエンジニアの端くれとして、今回は過去に自分が立ち上げたキャンプ x エンジニアなイベント、キャンプ好きエンジニアMeetupについて久しぶりに思い返してみよう…

横浜北部ソフトウェアエンジニアの集いへの参加と地域コミュニティへの想い

本記事は横浜北部ソフトウェアエンジニアの集い Advent Calendar 2025の10日目です。 adventar.org 他の方々の投稿を見ると必ずしも「横浜北部ソフトウェアエンジニアの集い」というコミュニティにまつわる話を書かなくても怒られはしなさそうなんですが、せ…

2025年、すどうさんに出会って、すどうビギナーになった

本記事はすどうアドベントカレンダー 2025の2日目です。 このアドベントカレンダーについては以下のように書かれています。 このアドベントカレンダーは、@sudoakiy さんの 「良いところ」25個を、12月1日から25日まで毎日1つずつ紹介しながら、 2025年に発…

PlayStation Portal リモートプレーヤーのレビュー|2週間使ってわかったメリット・デメリット

PlayStation Portal リモートプレーヤーというものを2週間くらい前に購入した。 【純正品】PlayStation Portal リモートプレーヤー ミッドナイト ブラック(CFIJ-18001)ソニー・インタラクティブエンタテインメントAmazon 9月27日の昼過ぎにたまたま見つけて…

【XQuartz】PlaywrightのためにX WindowをApple SiliconとDev Containersで動かす

Playwrightを使ってアプリを開発しているときにデバッグ起動したりUIモードで起動したりする場合、コンテナ上で起動するGUIをホストOS上に表示する必要があるため、X Window Systemが必要(Playwrightをコマンドラインのみで利用する場合いらない)。 Dev Co…

「言葉を、もう一度。」僕が生成AIを活用した失語症リハビリ支援アプリ『Speech Link』の開発に挑む理由

はじめに きっかけ —技術者として、人間として 同窓会イベントでの再会、そして僕にやれること 生成AIによる可能性とスケールの実現 プロジェクト立ち上げと、本質的な挑戦、開発の現状 開発の現状 クラウドファンディング、残り1日の戦い 最後に はじめに …

Macのメニューバーに表示されるアイコンの表示・非表示を切り替えられるBartenderの代替ツール、『Ice』が良さげ

小ネタです。 はじめに 長年Macでメニューバーの表示をカスタマイズするのにBartenderというユーティリティソフトを利用していた。 これはメニューに多くのアイコンが表示されるのが鬱陶しく感じる人はもちろん、メニューバー上のアイコンが忌まわしきノッチ…

Dev Containersでuvを扱う

最近久しぶりにPythonを使った新しいプロジェクトを始めるにあたり、パッケージ管理にuvっていうのがあるというのを恥ずかしながら初めて知った。 GitHub - astral-sh/uv: An extremely fast Python package and project manager, written in Rust. · GitHub…

2024年に買ってよかったもの10選 + イマイチだったもの

毎年恒例のやつを今年も。 はじめに 良かったもの LEATHERMAN WINGMAN YAMAHA サウンドバー Dolby Atmos対応 ブラック SR-B30A(B) Apple AirPods Pro 2 Zoffのサングラス 2in1 充電ケーブル Caloics 速乾タオル テンマクデザイン ファスナーサポートバー …

激動の2024年を振り返る。そして更なる激動の2025年に思いを馳せる

はじめに 2024年を一言で言うと 会社を一つ畳むことにした プライベートな会社は目標達成 社会課題への取り組み 色んな相談にどう対応していくか イベントとかアウトプットとか 2025年に向けて 最後に はじめに 恒例の振り返りです。今年こそは年内中にした…

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